高3の皆さんはそろそろマーク模試を受けてセンター数学という物を少しずつ理解してきた頃ではないでしょうか?
センター数学に対する印象はどのようなものでしょうか?
思ってたより難しい・問題数が多い・忙しい
などいろいろな感想が出てくるでしょう。今回はこのセンター試験対策についてです。
センター試験とは
国公立理系志望生なら
国語200点(評論50物語50古文50漢文50)
英語250点(筆記200リスニング50)
数学200点(ⅠA100ⅡB100)
化学100点
物理100点or生物100点
地理100点or倫政100点
の合計950点満点の試験です。多くの国公立大学はこのセンター試験の結果と、各大学ごとの2次試験の結果を会わせて合否を決めています。
センター試験の恐ろしさ
センター試験を受けて帰ってきた生徒で、国公立の医学部などを志望校とするような本来数学が得意で記述型の模試では偏差値70ぐらい撮れる人から「150点しかとれませんでした」という声を聞きます。逆に、文系で数学が苦手な生徒でも「うまく行きました!160点でした!」という声も聞きます。
この違いは「センター試験の難しさの本質」を理解しているかどうかです。
センター試験の難しさの本質とは
センター試験は「時間との闘いの試験」です。
センター試験は問題の数が圧倒的に多いです。例えばIAのセンター数学の空欄の数はだいたい55個前後です。これは1つのマークを1分かけてゆっくり塗るとそれだけで試験が終わってしまいます。このようにセンター数学は2次試験と違い圧倒的に問題が多い試験なのです。
この問題数に対応して高得点を撮るためには
まずはよく出てくる部分をしっかりと勉強することです。センター試験はまったく同じ問題は出ないにしろ、同じ内容の問題は何度も出題されています。
したがって、センター試験に頻出の問題パターンをまずは確実にできる様にする。しかも、短時間でできる様にする。
すなわち、ある程度の問題パターンは暗記するレベルで解く必要があるのです。
センター試験で「この問題はどうやって解くんだろうか」と悩んではいけません。「あぁこれは問題集のあの辺にあった問題に似ているな」と思い、解答を書き始めてください。もちろん、各大問の最後の問題は難しい物も含まれていますが、大問4個の全てで最後の問題だけが解けなかったとしても20点/25点は獲得できている訳ですから、これで最低でも80点には到達しているはずなのです。
詳しい対策はまだまだたくさんありますが、現時点の高3生はこのことを意識してこれからの勉強をガンバってください!
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