さて、今回から、「国立医学部を目指す」編です。
イーズでは毎年、医学部合格者をだしています。
このブログでは数回にわたって、この医学部合格メソッドを紹介できる範囲で紹介していきたいと思います。
ハイレベルな得点競争世界
医学部の入試問題は超難関大などを除いて全体的に見れば、標準問題からやや難レベルの問題が主体となっています。しかし、医学部の合格最低点は「センター試験9割・2次試験7割」が一般的です。この合格最低点は他の理系学部に比べて非常に高いものになっています。この高い目標点に到達するためにはより密度の濃い勉強を心がけなければならないのです。
密度の濃い勉強とは
この密度の濃い勉強とは具体的にどのようなものなのでしょうか。
大切なのは「理解」「暗記(定着)」「スピード」です。
ハイレベルな受験勉強という戦いを乗り越えるためには、どのように「理解」するのが最短なのか、「定着」のさせ方はどのような方法があるのか、どの程度のスピードで解くことを要求されるのかを意識して勉強することが密度の濃い勉強です。
医学部受験に必要なレベルと習得期間
「理解」は教科書レベルをしっかりと理解していることが必要です。医学部だからといって特別高度な知識を理解しておく必要はありません。また、裏技と呼ばれる解法は皆さんが思っているほど汎用性の高いものではありません。したがって教科書レベルを「理解」してください。また、"完璧な理解"も必要ありません。その公式自体の意味を追求することよりもその公式を使って問題を解けることを理解しておくことの方が大切です。
そしてこの「理解」「定着」「スピード」を医学部レベルで身に付けるためには、他の理系大受験生の1.5倍から2倍の勉強量が必要です。逆にこれだけの勉強量に耐えられない人は国公立医学部受験は乗り越えられないでしょう。
今回はここまでにしておきましょう。
この医学部受験の話は医学部に限った話ではありません。難関大理系はもちろん、普段の勉強法に悩んでいる人にも読んでもらいたいところがたくさんありません。そういう人も是非読んでみてください。
次回以降はもう少し具体的な話をしてきたいと思います。
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