1万時間の法則

皆さんは「1万時間の法則」を聞いたことがありますか?



心理学者のアンダーズ・エリクソンという人が、多くの音楽家を調べた結果

 プロが行ってきた練習時間は必ず1万時間を超えている

ということが分かったのです。

そこから、何事もプロレベルになるためには1万時間が必要であるという法則を1万時間の法則と呼ぶようになります。


皆さんは何か極めたい、プロフェッショナルになりたいと思う分野や能力はありますか?例えば「料理の腕を上げたい」「部下から慕われるような仕事ができる人になりたい」などなど


でも1万時間と言われてもイマイチぱっとしませんね。

具体的には、1日に7時間の練習を毎日4年間続けることで約1万時間に到達します。


学生の人は途方もなく長いように感じるかもしれません。しかし大人からしてみればそんなに非現実的な時間ではないのではないでしょうか。


1日7時間といえば一般的な社会人の労働時間と同じぐらいでしょう。

では22歳で会社に入社した人間は4年後の26歳でその業界で天才になっているでしょうか?

もちろん、同じ会社でも仕事の種類は様々でしょうから一概には言えません。しかし4年は長いようで短く、4年ぐらいは同じ仕事をしている人も多いでしょう。そんな人たちがその業界でトップになっているかというと、実際そのような人は少ないのではないでしょうか?しかし1万時間の法則を考えるとそのような人たちは業界のトップになっているはずではないでしょうか?


ここに一万時間の法則の誤解と制約があるように感じます。

1万時間の鍛錬を続けても何かのプロ、スペシャリストに慣れない人は時間の使い方に問題があると考えています。


その問題とは「鍛錬の時間的密度が低い」ことです。ようするに1日7時間、集中して物事を行えているのかどうか、そしてそれを継続できているのかどうかです。ただ1万時間練習を行えばプロになれるわけがないのです。ここを誤解している人が多いのです。「俺だって1万時間やればプロレベルになるんだ」ではありません。集中した状態の1万時間、という鍛錬を積み上げることではじめてプロレベルになれるのではないでしょうか?

集中力が散漫な状態で物事行っても身になるのはほんの一部。適当な7時間よりも密度の濃い1時間の方が身になることは多いでしょう。プロはこの密度の濃い1時間を7時間続けているのです。



でも実際そんなこと言われても、そのクオリティを保って7時間を毎日なんてできる気がしない、そんなことを思う人も多いでしょう。

鍛錬のクオリティを上げられる人と上げられないと思ってしまう人は何が違うのでしょうか?



次回の記事ではこの話題について書きたいと思います。

今回はとりあえず「1万時間の法則」の紹介とその誤解・制約についてでした!

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