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料理の化学 ペペロンチーノ

2019年6月20日
読了時間: 2分

更新日:2025年10月28日


ペペロンチーノ作りのコツはズバリ「乳化」です。

今日はこの作業を、化学的に解説しようと思います!



1. まずはミセルコロイドの話


コロイド溶液とは、大きい粒子が分散した溶液のこと。

粒子が大きいので、溶液全体が濁って見えることが特徴ですね。


その中にミセルコロイドがあります。

ミセルコロイドは、界面活性剤(親水基と疎水基をもつ)が凝集してできる粒子です。

水中では、疎水基を内側に、親水基を外側に向けて集まっています。






2. 乳化とは


乳化とは、「水と油を混ぜること」です。

水と油は本来混じり合わないものですが、どのようにして混ぜるのでしょうか?


ここでミセルが登場します!

ミセルは、油と良くなじむ疎水基が内側に集中しています。

この内側部分に油を取り込むことができるのです!


内側の疎水基で油を包み、外側の親水基が水となじむ。

これにより、本来混ざることがない水と油を混ぜることができるのです!



(油が多いときは疎水基を外側、親水基を内側にしてミセルが形成されます。)




3. 美味しいペペロンチーノのコツ


パスタを油だけで炒めると、麺がパサパサになり美味しくない。。。

では、どうすればいいか?


乳化を使って水と油を混ぜます!

ソースに程よく水分を含ませることで、麺にソースが絡み、つるっとしたパスタが出来上がるのです。



【作り方(超ざっくり)】

まずは、ニンニクと唐辛子を油で炒める。

↓

ニンニクを炒めたフライパンに、パスタの茹で汁を加える。

↓

パスタを炒める。

↓

完成


【解説】

2番目の行程が重要!

ただのお湯ではなく、「パスタの茹で汁」を加えます!

茹で汁には、パスタから出る「デンプン」が多く含まれます。

ここではデンプンが界面活性剤の役割を果たし、油とお湯を乳化することができるのです!



化学の視点で見ると、料理がもっと上達するかも?

ぜひ試してみてください!



<数理進学予備校イーズ WEBサイト>


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