2019年度生物 過去問分析【筑波大学】

〇問題の内容


第1問 植物の花芽形成

用語について穴埋め・説明をさせる問題、花の形成のしくみであるABCモデルの理解を問う問題が出題された。

いずれも教科書レベル。

記述:40字×2問+60字×1問



第2問 免疫

自然免疫・獲得免疫の違い、免疫グロブリンの構造・多様性についての知識を問う問題が出題された。これは教科書レベル。

それと、実験考察問題が1問出題されている。

実験内容は比較的シンプルなので、あまり難しくない。

記述:なし



第3問 菌の共生

地衣類がテーマの問題。

問1は用語の穴埋めで、教科書では、「参考」として記載されている内容である。

問2、3は教科書レベルの知識。

問4は実験の結果分析をさせる問題で、実験結果を編集して、グラフを作り、そこから言えることを説明することを求めている。

記述:100字×1問



第4問 飢餓刺激による細胞分化

実験考察がメインの問題。

大問の中で、最も思考力が問われる。

記述:40字×1問





〇合格点をとるために


余裕をもって合格するには、医学類では75%、そのほかの学類(理工など)なら65%をとりたい。


第1問、第2問は基本問題しか出ていないので、ここは満点近くを狙いたい。

記述で減点されないために、40~60字の記述練習をしておくとよいだろう。




第3問、第4問は合否を分ける問題と言える。


実験考察としては、第3問の方が解きやすいので、ここをきちんとおさえたい。

そのためには、①数値データから結論を導く力、②結論を説明するためのデータの処理、という2つの能力が必要である。


①を鍛えるためには、基礎問題精講の演習問題やセミナーの発展問題から、数値が表にまとまっているものを選んで解くとよいだろう。

②のような問題は、問題集にあまり記載されていないので、深く理解できるまで、この問題を繰り返し解いてほしい。


第4問はTHE・実験考察問題といった問題なので、過去問演習などで力をつけてほしい。




生物で合格点を取るならば、

・医学類を志望する人→第1問~第3問で確実に満点をとり、第4問で得点を伸ばす

・その他の学類→第1問~第2問で確実に満点をとり、第3問、第4問を頑張って解く

という作戦がよいだろう。




〇第4問の解説


ある種の細胞性粘菌は、栄養がたくさんある条件下では、細胞分裂を繰り返して増殖するが、栄養が少ない飢餓状態になると、集合して1匹の生物のようにふるまうらしい。

なんか不思議だね。


第4問は、この細胞性粘菌をテーマにした問題だ。


問3についてだけ、まとめることにしよう。



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